ちたろーが若い頃観光バスガイドをしていた時は
お年寄りは優雅に人生の余暇を楽しんでいる人、というふうに見えていた
基本的に旅行をしにくるお年寄りなどは心身ともにゆとりのある人が多いからだ
でも今ちたろーはスーパーでパートをしている
スーパーには日常を生きる人たちが行き交うため、バスガイド時代とは全く違う客層である
ちたろーは主に子供達が学校に行っている日中の時間帯に働いているのだが、その時間帯はお年寄りがやはり多く来店される
だいぶ歳を重ねた親と、その子供が、親の買い物を面倒みながら来店するケースもよく見かける
子供(といっても50〜60代)と一緒だったら、車で送迎もしてもらえるし、重いものも持ってもらえる。セルフレジの操作も助けてもらえる
老いては子に従えとはまさにこの事だ
ある時、真夏にセーターとニット帽のおじいちゃんが来店された
みるからに認知症の疑いがある
オシッコが止まらないから薬をくれ
という
よく見ると尿が少しづつ垂れ流されているようで、匂いもきつかった
ここは病院じゃないよーとスタッフが言うと、そうかーと帰っていかれた
悲しくなった
おじいちゃん家族はいるのだろうか
いないからこそそこまでの状態になってしまっているのではないか
自分が年を取ってから面倒みてもらうために子供を産んでいるわけじゃないけど
やっぱり子供って大事だなあと思ってしまった
ちたろーの近所に子供に優しくできないお母さんがいる
長男まるの同級生のお母さんだ
そのお母さんは、けっこう身勝手な怒り方をする感じで
まず勉強の出来が悪いと怒る
他にも自分が親同士の付き合いをしたくないからか、子供が友達同士で祭りとか、遊びに出かけたりとかするのを極端に嫌う
まだ幼い子供同士で遊びに行く時は必然的に親同士も挨拶を交わしたり、連絡をとったり等しなければならないことが多いからだ
案の定息子は母を小学校4年生くらいの段階ですでに嫌っていた
救いなのは、お母さんが嫌いだと言う事を1人で悩まず、まるとか友達に話せるところだ
このお母さんは、今がずっと続いて、子供はずっと自分の言いなりだと思っているのかなと不思議に思う
世の中は常に移ろいひとつとして同じにとどまる事はない
これを仏教の考え方で無常という事を昔習った
子供はどんどん大きくなるし、親は歳をとる
その時良い関係を築けるかは正直赤ちゃんの頃からの愛情と努力の積み重ねだと思う
一期一会とは毎日一緒にいる家族にこそ1番感じでほしいと思う
今日普通に一緒にいるから
明日も一緒にいられる
という保証はどこにもない
もしかしたら、いってらっしゃーいと朝別れた後、自分が不慮の事故で死ぬかもしれないし、子供が事故や災害で死ぬかもしれない
だからいってらっしゃいと別れる時にケンカとかしていたら
ここで別れた後どっちかが死んだら絶対後悔する
だから仲直りしとこう
気持ちよく別れようって思う
今子供が小さいお母さんは
ぜひ毎日子供に「かわいいね」とか「大好きだよ」とか言ってあげてほしい
小さいうちから言っておかないと、大きくなると恥ずかしくて言えなくなってしまうから
毎日一期一会
毎日の積み重ねで後悔しないように歳とってこ!
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